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重要文化財や皇居の復元に使用される木材。

一般戸建に使用される木材と同じだと思いますか?

【国宝、重要文化財に採用されている木材】

ご存知ですか?

例えば、東大寺総合センター建設工事に使用された木材は「自然乾燥または除湿式遠赤外線低温乾燥または同等とし、処理温度を40℃以下」と指定されています。

なぜ集成材や人工乾燥材(KD材)が使用されないのか?

本当の木造住宅への答えはここにあるかもしれません。

+e.wood(三浦製材株式会社)は日本で初めて一戸建ての主要構造材に35℃超低温乾燥材を採用いたしました。

さらに一般工務店様にも販売を開始。日本の木造住宅を京都から変えていきたいと願っています。

超低温乾燥材・採用例

皇居、歌舞伎の檜舞台、東大寺・総合文化センター(博物館・図書館棟)、旧浜離宮・松の茶屋(特別名勝)、国立近代美術館、国立劇場、厳島神社(世界遺産)、出雲大社、鶴林寺(聖徳太子建立・国宝)など。

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【e-BIO 7つの魅力】

@木の細胞を破壊しない

A従来の無垢材より耐朽性が向上

B含水率が低く強度がアップ

C内部割れが生じない

D乾燥による変色がなく、艶が良い

E木材が持つ本来の香りを活かせる

FVOCの放散を抑え、安全性が確保できる

  

【35℃乾燥のなにが良いのか?

呼吸する木と、木の細胞の関係】

木の細胞の中の水分は、細胞が開くことによって放出されます。また細胞が閉じる際には、空気中の水分を取り込みます。

この仕組みが「木は呼吸する」と言われる所以です。

木の細胞は熱が加わるとその機能が衰え、約60℃から破壊が始まります。

破壊された細胞は閉じることなく細胞内の水分や成分が尽きるまで放出し続けます。

この原理を利用したのが高温乾燥です。呼吸しない木の出来上がりです。

一般的に「木が呼吸する」と解釈されている現象は木の細胞繊維に「結露」が起きているということ。木の腐食の原因となります。

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【e-BIOの耐朽性が高い理由】 

木の中の成分に蟻酸(ギ酸)とリグニンと呼ばれるものがあります。

蟻酸は、例えば家畜用飼料に使用されています。防腐・抗菌効果があり、干し草や貯蔵牧草などに噴霧すると腐食を抑えてくれるからです。このことから腐朽に作用することが分かります。

リグニンは木が木として自立するのに文字通り必要な物質。セルロース(植物細胞の細胞壁および植物繊維の主成分)を固めるための物質で、これがないと植物は自立しません。木材の20〜30%を占めており非常に重要な成分であることが分かります。

高温乾燥を行うと、細胞が破壊され蟻酸とリグニンは放出されてしまいます。

木が自然に持っている腐朽に対する力と、木が木であるために保持している力を吐き出してしまうのです。

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一般的に乾燥に使用される高温窯。
KD材(高温乾燥材)はこの窯で乾燥されています。
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高温窯の中。本来の窯の中の色は奥に少し見えている銀色。黒くすすけているのがわかります。
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黒いタールのような物質。これが高温乾燥の際に木材から吐き出されたリグニンです。

e-BIOは蟻酸、リグニンを放出させず、本来の木の性能のままに乾燥させています。

重要文化財などの歴史的建造物が長持ちしているのは「木造建築だから」ではなく、

「本来の木材の性能を持ったままの材料を使った木造建築だから」なのです。


【京都の木を採用する理由】

地産地消、国産材を使いたい、CO2削減、そういった理由も大きいのですが、

一番の理由はトレーサビリティ。品質管理です。

日本に於ける木造一戸建て住宅の割合は約55%(平成24年データ)。しかも年々増加の傾向にあります。

世界に誇る日本の製造文化の中で、木造住宅の構造材や建材の製品精度を疑っている人は皆無だと思います。

ですが、本当にお客様が建てる構造材、建材は担保されているのでしょうか?

私たちが京都の木を標準採用する理由は、品質が管理できるからということに他なりません。

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フローリング材の乾燥工程チェック。
平材なので乾燥も特にスムース。

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乾燥窯の中。35℃なので窯の中で検品も可能。ご自身の住まいの木材を検品することもお薦めしています。
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検品の様子の一コマ。木の目利きができる人間にしかできないチェックです。
お客様の立ち合いも可能です。
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e-BIOは亀岡市の移住促進事業に採用されました。亀岡市の担当の方々の検品の様子。もちろん一発合格です。


【内部割れの怖さ】

柱や梁という構造が割れているのを見て、気持ちのいい人はいないと思います。

このことがクレームにならないように、「ドライングセット」と呼ばれる乾燥方法が主流です。

簡単に書くと、木材の表面が割れないように水をかけ、表面を伸ばしながら乾燥させることによって、見た目には割れの少ない構造材が出来上がります。

ですが、乾燥によって木材は割れるもの。ドライングセットで起こる現象が「内部割れ」です。

普通の乾燥で起こる外部割れは、実は気にしなくても大丈夫。百聞は一見にしかず。よろしければ動画をご参照ください。

背割れ(柱の応力を逃がすために入れる割れのこと)が入っており、見た目にはとても弱く見えるe-BIO。

実際に触って比べると、明らかにKD材(高温乾燥材)の方がもろく、e-BIOの強度も想像ができると思います。

みなさまにお届けする柱は背割れを入れずお届けします。見た目にもより安心していただけます。

 

【色・艶・香りが違う理由】

天然乾燥材の色・艶・香りが良いことは、なんとなく想像ができると思います。

e-BIOはそのクオリティのまま乾燥させる技術です。

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画像の左側がe-BIO、右側がKD材(高温乾燥材)です。

細胞が破壊されていないので紅みがあるのが分かります。節の色も全然違います。

経年変化もこのまま焼けていきますので、美しく変化を重ねていきます。

香りは画像ではわかりませんが、KD材(高温乾燥材)は見た目のように焦げた匂いが混ざります。

e-BIOは焦げた匂いもなく、おそらくみなさんが今まで体験したことのない木の香りです。

お問合せいただければ、匂いのサンプルを送付させていただきます。

 

【木の香り、匂いは揮発性有機化合物=VOC】 

木の香り、木の匂い、天然のものですが、VOC(揮発性有機化合物)です。
建築基準法では「無制限に使ってよい」ということになっていますが、「無制限に安全である」ということではありません。

「自然素材だから安心」「天然素材だから安全」というわけではありません。


C10P16

C10H16

C7H6O2


これらは木の香りの化学式。ピネン、リモネン、ヒノキチオールです。天然由来の成分ですが、しっかりと化学物質です。

自然素材だから安心、天然素材だから健康、ということに少し嘘が混ざっていることがわかります。
細胞を破壊せず乾燥させるe-BIOは、細胞が閉じている時には上記のような成分を放出しません。

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余談ですが、建築基準法で規制されているVOCは2種類、厚生労働省が出している指針は13種類。

その差11種類に関しては、「(建築基準法で)国が認めているので安心です」というトークに変わるのかもしれません。


【よくあるご質問】 

Q.なぜ今までこの仕様の戸建が無かったのでしょうか?

A.まずひとつに、木材業者、建築関連業者の高温乾燥材での弊害対する理解が無かった事、35℃の超低温乾燥技術が一般的に無かったことが考えられます。

 

Q.施設など中規模の建築にも使えますか?

A.無垢材として構造計算上問題がなければ使用可能です。フローリングや羽目板等、直接人が接する所に使う場合は、VOC放散量が極めて少ないのでより良い建材だと言えます。

 

Q.e-BIOの入手ルートはどうすればいいですか?

A.直接、三浦製材株式会社にご連絡ください。プレカット加工が必要な場合にも対応可能です。ご指定工場への納品、あるいは弊社提携工場での加工納品も承らせていただきます。

 

Q.発注後の納期はどれくらいかかりますか?

A.材のサイズにもよりますが、ご発注後2~3週間をお願いしています。正角材、フローリング、羽目板等在庫品は比較的早くお届けが可能です。


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