MUKU HOUSE コンセプト

【本当であること】

 

当たり前が当たり前ではない今の住まい

 

「最低基準」か「最高基準」か?

2010年に完成した東京都永田町にある新しい議員会館。ある国会議員の方にシックハウス症候群の症状がでたというニュースをご存知ですか?国会でもとりあげられ、某大臣は、

「共用開始前に5種類のVOC(揮発性有機化合物)室内濃度の測定を行う。」

「いずれも厚生労働省が定めた濃度指針以下である」。

つまり、厚生労働省が定めた濃度指針を守っても、「最高基準」ではないのでシックハウスの症状は起こりうるということです。

国会議員という大人の方もなりうるので、まだ抵抗力の弱い子供・乳幼児・お年寄り・デリケートな人などにとってはその危険性はますます増していきます。


今現在、「当たり前」として薦められている「住まい」は本当に「当たり前」なのでしょうか?

私たち+e.wood(プラスイーウッド)のテーマである「こころゆたか くらしゆたか」のために守るべきコンセプトはすべてが【本当であること】です。

 

 

健康であること
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長持ちであること
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安全であること
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本物であること
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健康であること

 

 

化学合成接着剤に囲まれないこと

 

判断基準が間違っていませんか?

2003年の建築基準法の改正にともない24時間換気システムが義務化されました。この背景にあったのは「シックハウス症候群」、空気環境の劣化です。

建築資材や生活用品に使用される接着材が含むVOC(揮発性有機化合物)が原因で起こる様々な病的症状。その改善のために、住まいづくりで標準化されたのは「最低基準(F☆☆☆☆)」の策定と「24時間換気の義務」でした。簡単に言えば基準値内であれば「体に悪い物を使っていいよ」ということであり、「基準以内=正しい」という誤った判断基準が住まいづくりのスタンダードになってしまったわけです。

 

法律が規制した矛盾

しかも規制したのは山ほどあるVOCの中から「クロルピリホス及びホルムアルデヒド」の2つだけ、です。厚生労働省は2002年にVOCの中から13物質をシックハウス症候群の原因となりうると定め、指針を策定しました。しかし国土交通省(建築基準法)はなぜ2物質しか対象としなかったのでしょうか?

※2017年8月:厚生労働省はさらに3物質を追加しています。

 

身体に悪い物を使わない

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そもそも、体に悪い物を使って家を建てて「基準値内です」「24時間換気で空気を綺麗にします」ということよりも、大切なことは「空気を汚さないもので家を建てる」ことです。MUKU HOUSEでは、そういった対症療法的な住まいづくりではなく、原因療法的な住まいづくりを標準としています。

脱ビニルクロス、脱化学接着剤、脱化学建材、簡単に書けば、脱添加物ハウス【無添加住宅】を提案いたします。

 

自然素材・天然素材すべてが体にやさしいわけではない

 

法律の落とし穴

建築基準法では自然素材であればシックハウス規制の対象外ということになっています。

ですが創業66年木材専門店の我々は自然素材すべてが体にやさしいわけではない、ということを知っています。

 

例えば、ある化学式C10P16」「C10H16

これらは、ピネン、リモネン、木材が含む木の香りの化学式=(揮発性芳香族)有機化合物です。


樹木の匂いが化学物質だとご存知でしたか?良く耳にするヒノキチオールも「C7H6O2」という芳香族有機化合物なのです。

体に悪い物、体に悪い理由を知っていれば選ぶもの」「選ばないものがわかります。

雑誌などで良く見かける「自然素材で建てた健康住宅」を鵜呑みにしないでください。

 

自然素材を安心して使うために

私たち+e.wood(プラスイーウッド)は「なぜ木材が有機化合物を発散するのか?」ちゃんと理由を知っています。

だから木材が有機化合物を発散しないようにする仕組みもちゃんと知っています。

「自然素材すべてが健康なわけではない」という説明ができる工務店もあります(素晴らしいことです)。でも50点

有機化合物の発散の仕組みと止める仕組みを説明できて100点だとMUKU HOUSEでは考えます。

 

 

ちゃんと理由を知っている

 

接着材の化学式

例えば木を接着するのに何が一番いいのか?答えは「米のり」です。

「えっ?」とほとんどの方がびっくりします。米のりなんかで接着できるの?と思います。しかし化学で考えれば納得です。

 

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MUKU HOUSEで使用する集成材は、米のりで接着しています。米は熱によってα化(高分子化)し、固まるとセルロース、つまり木と同じようなものに変化します。気温や湿度によって多少集成材が膨張したり、収縮しても米のり自体が木と一体化するので剥がれにくいのです。

一方、化学物質接着剤は木との収縮率の違いで剥がれが生じやすくなります。しかも当然ですが、ご飯からできているので食べられるくらい安全で、揮発性有機化合物(VOC)による室内空気汚染もありません。



無添加住宅

 

無添加住宅誕生のきっかけは、体調不良を訴える一人の女性との出会いでした。

わたしたちは、その体調不良の原因が家の中の空気、

すなわち化学物質だと推測し(のちにシックハウス症候群と判明)、

その原因を排除した家づくりを始めました。

そこでお手本にしたのが、シックハウス症候群のなかった頃の昔の家づくりです。

昔の家は土と木、そして草や紙などで構成され、バランスがとれていました。

その考えを軸に、現代の家づくりに合うよう何度も吟味を重ね、

自然素材に徹底的にこだわって完成させたのが「無添加住宅」です。

また、フランスとスペインに挟まれた小さな国「アンドラ公国」を訪れた際に、

わたしたちは天然石や漆喰で造られた家の素材とデザインに感銘を受けました。

その家は築300年、400年を経ても美しさを保っていたのです。

その二つの要素が共生した家が無添加住宅。

無添加住宅はただの健康住宅だけでなく、夏や冬も快適で、

経年変化が楽しめ、本物にしかない素材感やデザインなどの価値を提供します。

他にはない世界で一つだけの家、それが無添加住宅なのです。


 

そして

無添加住宅よりも、もっと良い住まいにするために。



O様邸(南丹市)
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無添加住宅→MUKU HOUSEへ

科学接着材や体に悪いものを一切使わずに建てる。日本全国で建築されており、TVでも大きく取り上げられ、認知度も高くなり、ますます注目が集まっているブランド住宅「無添加住宅」。

私たち+e.woodはこの無添加住宅の「本物」を扱う部分に特に注目しています。

 

健康である無添加住宅の良さはもちろん、パッシブデザインを完成させるため、長持ちする住まいを建てるため、MUKU HOUSEの3デザインによって、他の都道府県にはない京都発のMUKU HOUSEとして、みなさまの住まいづくりに向き合っています。



長持ちであること

 

 

耐久性の高いもので家を建てる

 

経年劣化と経年変化の違い

無垢材や自然素材で仕上げたりすると、傷や汚れが気になります。

ですが、無垢材などにつく傷や汚れは「気にならなくなる」というお声が多いのです。補修をしようと思えば実は簡単に補修ができます。

補修ができることを知ると、補修をしなくなります。いつでも補修ができるから。そのおかげでストレスのたまらない生活が得られるのです。反対に嫌なのは補修や修理ができないこと。

最初はとても美しくても、「痛む・劣化する」もので仕上げてしまうと、結果的に補修代、交換代もかかり不経済です。しかも「傷をつけてはいけない」という無意識のストレスが日常となってしまい快適な暮らしが得られなくなります。

このことから耐久性の高いものをMUKU HOUSEでは提案いたします。

 

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某有名メーカーの面材
(洗面化粧台)

弊社社員の家に採用した某メーカーの洗面化粧台の面材です。水がかかったり、掃除機が当たることで面材がめくれてきた例。
汚れや傷に強いのは当初だけで、経年劣化により痛みます。
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無垢の木の扉・米のり接着
(弊社ショールーム・キッチン)

無垢の木で製作した扉です。汚れることや傷がつくことはあっても、痛むことはありません。経年劣化と経年変化が違う意味である理由が良く分かります。

 

 

ローメンテナンス

 

メンテナンスが必要な箇所が少ない=ローメンテナンス

長期優良住宅に代表されるようにメンテナンスは住まいにとって必要な行為です。しかし、逆の言い方をすれば寿命があるものを使用したり、将来のメンテナンスが必要な工事を行うことを「当たり前」にしてしまっていいのでしょうか?

修理とお手入れは違うものです。MUKU HOUSEでは、痛んだり、寿命がきたものの取替を「メンテナンス」ということに置き換えずに、お手入れすることで愛着が湧くようにご提案をしています。

 

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オリジナル水切り金物(特許)

MUKU HOUSEの外壁、サッシ廻りはコーキングと呼ばれる防水工事を行いません。
これはコーキング材の寿命が雨漏れ対策の寿命となるからです。
サッシ際に水切り加工をすることで、サッシ廻りからの水漏れを防ぎます。寿命のないもので防水処理をすれば、メンテナンスフリーとなるのです。
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炭化コルク(断熱及び外壁下地)

MUKU HOUSEでは炭化コルクという断熱材を外壁塗り壁(しっくい)の下地材にします。サッシ際同様、コーキング施工の必要がないので、将来の外壁材のコーキングのやり替え工事が必要ではなくなります。

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姫路城(白鷺城)

2015年3月、平成の大改修を終えた姫路城。白鷺城の所以である漆喰(しっくい)で外壁と屋根瓦の継ぎ目を塗り替えました。
塗り替えた理由は「汚れ」。「痛み」ではありません。
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姫路城本丸内部の漆喰(しっくい)

昭和の大改修(50年以上前)にて塗り替えたと思われる内部の漆喰。
汚れは手垢。来場者が触るからでしょう。
しかし痛んではいません。50年以上の時を経ても劣化しない漆喰。ビニルクロスでは得られない経年変化です。

 

安全であること

 

耐震性に根拠を持つ

 

4号特例の廃止を求める声

2018年1月17日の日刊木材新聞に記載がありました。木造住宅の耐震性向上の記事の中で4号特例廃止を訴える声が上がっています。

エンドユーザーにとって「4号特例」というと難しく聞こえ敷居が高いと思います。簡単に書くと「木造住宅(2×4工法含む)2階建ては構造計算しなくてよい」という特例です。

建築基準法では「構造計算」は義務となっています。おそらく皆さんも「構造計算は当たり前」だと思ってらっしゃるでしょう。しかし、上記のように特例が設けられており、日本で建築されている木造住宅の97%は「構造計算されていない」とも言われています。

さらに住宅メーカーに代表される「型式認定」も工法の認定を得ることで、法律が定める構造計算をしなくても建てることができます。

「構造に根拠を持つ」ということはお客様のためにあることですが、建てる側の理屈で特例が設けられている、ということが事実です。

 

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構造計算をする

 

「構造計算しますから大丈夫ですよ」の落とし穴

住まいを建てようと思った時、当然お客様は耐震性のことは気になると思います。「構造計算しますから大丈夫ですよ」と説明され、今どきの建物ならきっと大丈夫だ、と信用していることと思います。

しかし、法律で定められた構造計算は「許容応力度計算」「限界耐力計算」の2つだけ。それ以外の「計算」は「構造計算」ではありません。耐力壁の計算、n値計算、そういったものが「構造計算」という言葉に置き換えられお客様に住まいが提供されています。

耐震性に根拠を持つ。そのためには法律で定められた「構造計算をする」ということが大切です。

 

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MUKU HOUSE は、2階建であっても全棟「許容応力度計算」を行った構造設計を提案しています。

 

耐震等級の落とし穴

2000年、住宅性能表示制度がスタートいたしました。この中で「耐震性能」という言葉がハッキリと顕在化され、「耐震等級」と呼ばれる基準により住宅の耐震性能が表されるようになりました。それまでの「工法により地震への強さが違うのではないか」という心配をせず、どんな工法で家を建てても(工法による技術的な違いを知らなくても)耐震性能に安心ができる画期的な基準が示されました。

しかし、その耐震等級はどうやって計算されているのでしょうか?

最高等級である「耐震等級3」だから耐震性が高い・・・・本当にそうでしょうか?

 

例え話をひとつ。

学校の通知表を思い出してください。5段階で評価される(5が一番良い成績)と仮定します。

筆者は京都府立高校を卒業しましたが、数学の通知表は「5」だったとしましょう。

「5」は一番良いわけですから筆者は自慢します。「数学は5やでっ!」と。しかし隣に、もし日本でも有数の進学校のA君が「僕も数学は5だよ」と言ったとしたら・・・。

お互い「5」なわけなのですが、その内容が違うことはどなたにも判ると思います。

※例え話です。府立高校の5段階評価に対する意見、悪意や特定の個人を中傷するものではありません。


ここで言及したいのは「5」という評価が、まったく違う基準で評価されている、ということです。

耐震等級3という評価は本当にすべて同じ基準で評価されているのでしょうか?

木造2階建ての家のほとんどが「構造計算されていない」のに、どうやって「3」という評価を得たのでしょうか?

構造計算をした「3」と構造計算をしていない「3」は本当に同じ「3」でしょうか?

 

MUKU HOUSEは、許容応力度計算(構造計算)をもとにした耐震設計を行っています。