1000年以上の時を超えた「屋久杉」の木っ端が持つ香り/京都の注文住宅 三浦製材「+e.wood(プラスイーウッド)」

1000年以上の時を超えた「屋久杉」の木っ端が持つ香り

皆さん、こんにちは。

+e.wood(プラスイーウッド)三浦製材代表兼「木のコンビニ」店長の三浦です。

昨日、新元号「令和」が発表されました。いよいよ新しい時代も間近です。日本で最初の元号「大化」は西暦645年から始まったとされています。約1400年前の出来事ですが、写真でご紹介している “木っ端”も、ひょっとすると大化の時代に生まれた木なのかもしれません。

この木っ端、屋久杉を加工した切り落としです。

実は屋久島の杉がすべて「屋久杉」ではありません。木の樹齢1000年以上の木を「屋久杉」と呼び、千年未満のものを小杉、植林木を地杉と呼んでいます。

木にも寿命があり、杉の寿命は一般的に500年から600年と言われているのですが、有名な縄文杉は樹齢2000年を超えるとされています。なぜ屋久杉はこんなに長寿なのでしょうか。常識では考えられないのですが、実は屋久島ならではの理由があるのです。

屋久杉は標高500メートル以上の山地に自生していますが、土壌は栄養分の少ない花崗岩なので成長が遅く木目が詰まっています。また降雨が多く湿度が高いので、樹脂(ヤニ)分が多いため、腐りにくいという特徴を持っています。そのため、桁違いに寿命が長いと言われてきました。自然の力って、本当にすごいですね。

屋久杉は腐りにくい特性から、舟材料や建築材に利用されて来ましたが、伐採量が増えるに従い希少価値が上がり、美しい目の込んだ木目と色合いが多くの人に珍重され、今では高価な工芸品としてテーブルや衝立として高値で取引されています。

2001年には天然屋久杉の伐採は規制がかかり、立木の出材は無くなりました。

写真の屋久杉の木っ端や土産物とかで売られている工芸品は、過去に伐採した木の切り株や台風で倒れた木を有効利用しているものが大半です。

こうして木っ端を並べると、遥か昔の香りが漂って来ます。年月と自然の力により形作られた木は、威風堂々とした迫力さえ感じます。

木のコンビニでは屋久杉をはじめ、数々の木が展示してあります。ぜひ香りとともに遥か昔のロマンを感じに来てください。

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