現時点で入手可能な毒性に係る科学的知見から、人がその濃度の空気を一生涯にわたって接種しても、健康への有害な影響は受けないであろうと判断される値。
いかがでしょうか。
何が言いたいのかと言うと、明らかに「体に悪い」ということは判っているのですが、現時点での科学的知見(←ここがミソ)で、これくらいなら大丈夫だよ(と思う)!
ということなんですね。
定義は難しい言い回しで書いてありますが、要約すればものすごく曖昧なもの、なわけです。
おそらくは、ほとんどの人は一生の内の半分くらいの時間は家の中にいると思うのですが、家の中の重要な健康指針である「空気質」に関してはこのような感じなのです。
「基準値内です。」なんていう言葉にどれほどの説得力があるでしょうか。
(筆者は科学者ではありません。あくまで一個人の見解です)