「しっくい」って、何からできているの?/ 京都、亀岡市の注文住宅 「+e.wood(プラスイーウッド)三浦製材」

【「しっくい」って、何からできているの?】

皆さん、こんにちは。亀岡市、京都市で注文住宅、リフォーム・リノベーション工事を手掛ける+e.wood(プラスイーウッド)三浦製材の中川です。

前回、しっくいには付着したウイルスを死滅させる効果がある、というレポートをご紹介させていただきました。

こういう時期なので、結構反響やお問い合わせがあったのですが、その中に「しっくい、って何からできているの?」という質問がありました。

今回は、「しっくい」について、少し詳しくご紹介いたします。

まず、しっくい壁の主成分は石灰岩です。

石灰岩を焼くと、「生石灰」(炭酸カルシウム)になります。これに水を加えると、発熱膨張して「消石灰」(水酸化カルシウム)に化学変化します。この消石灰に、ぎんなん草などを加えたものがしっくい(漆喰)です。

しっくいに水を加えて壁に塗り、乾燥させると空気中の二酸化炭素と化学反応し、再び元の石灰岩と同じ成分の炭酸カルシウムに戻っていきます。

つまり、しっくい壁の家は石灰岩と同じ成分、カルシウムに固まれて暮らしているようなものなのです。

しっくいの歴史はとても古く、エジプトのピラミッドの壁、古代ギリシャやローマ時代の建築物、中国の万里の長城など、世界中で使われてきました。

日本では、戦国時代に城郭(じょうかく)建築のため石灰と海草糊を混ぜて使う独自のしっくい工法が確立されていたそうです。

しっくいが城に使われたのはその優れた防火性と耐久性のため。

敵から守るために用いられたもので、白鷺城と呼ばれる姫路城の壁も、白しっくいで塗られています。

このほかにも、しっくいは湿度を調整してくれる調湿効果も持っています。

その仕組みや優れた特性は、また改めてご紹介したいと思います。