幅30センチのカンナで木を削る技術!木造文化を後世に伝える。

少し前の事ですが、11月13日14日の二日間にわたり、私たちの地元亀岡市で、第36回全国削ろう会 森の京都亀岡退会が開催されました。
この大会はカンナを使い、いかに薄く削るかを競う競技です。

 私も副実行委員長という立場で運営側で関わらせて頂きました。
今回の動画は、尺カンナと呼ばれる超特大のカンナで、普段滅多に使うことがありません。
なのになぜこのような大会を開催するのかと言いますと、日頃から道具の手入れや削る技術を磨いておかないと、イザというときに腕を発揮する事が出来ないのです。

現在の建築において、カンナで削る作業すらほぼ必要なくなっていますが、しかし木造建築の文化を残すためには、大工さんの腕や技術、そして道具の手入れが必要と考えます。
その為にこの全国削ろう会は、毎年会場を変えて日本全国で開催されています。

今回の動画である尺カンナを見て頂き、匠の技をぜひ実感して頂けたらと思います。
 日本の木造文化を残したいです。