1. 暖かい家になる

良く聞く説明
・高気密高断熱で夏涼しく冬あたたかい!
・24時間空調で一年中快適です!

住まいの断熱性能は必須です。ですが高性能だから快適というわけではありません。フローリングを冷蔵庫で冷やしてみると。
熱伝導率の高いフローリングの方が冷たく感じます。どれだけ住まいの性能が高くても冷たいと感じやすい素材で仕上げると寒く感じる家になります。
暖かい住まいにしたいなら熱伝導率の低いフローリング…無垢材がオススメです。

2. 暑くならない

良く聞く説明
・断熱性能が高いので冷房が良く効きます!

 冬暖かい家。夏、実は暑い家になるんです。それは熱がこもるから。昔の家よりも一層暑くなります。断熱性能のおかげで一度冷房が効いてしまえば「冷えた空気」の損失が少なくなる、というのが正解。しかし昔より暑くなった空気を「冷やす」には相当なエネルギーを使用することはあまり知られています。
 家が暑くならないように。自然素材をうまく使うとそれが叶います。

外気温31℃ 建材の温度比較

漆喰(しっくい)と珪藻土
ガルバとサイディング
漆喰25.9℃
珪藻土33.5℃
ガルバ黒56.0℃
ガルバ淡44.5℃
サイディング41.8℃
無垢床材(シンゴン)とフローリング
シンゴン37.4℃
フローリング49.9℃

熱くなりにくい素材で家を建てる

三浦製材では外壁に漆喰(しっくい)を採用します。漆喰は他の外壁材よりも熱くなりません。家自体が熱くなることを防ぎます。
内装材には無垢の床材の中でも熱伝導率の低い床材を採用。暑く感じにくくジトっとした感触もありません。
壁には漆喰。漆喰の断熱性能は室内の環境も快適に。調湿もしてくれるので涼しいという体感が得られます。

省エネ 電力を16%削減!

無添加住宅の「オリジナル漆喰」が冷房におけるエアコンの消費電力量を削減する「省エネ性能」を合わせ持つことを、実建物を使った測定実験で検証。一般的なビニールクロス内装仕様の居室が約16%の省エネ効果があることが実証されました。

(無添加住宅HPより抜粋)

3.健康設計ができる

良く聞く説明
・自然素材だから安全ですよ。

自然素材・天然素材のすべてが健康素材ではありません。例えば「匂い」は有機化合物。木の香りも有機化合物です。体に良くないものは使わない。正しい知識がないと「自然素材で建てた健康住宅」のはずなのに、と後悔します。自然素材をうまく使い健康な住まいを叶えましょう。

良く聞く説明
・F☆☆☆☆建材だから大丈夫!
・基準値内なので安心してください。

F☆☆☆☆建材であっても、規制されている2種類のVOC以外の化学物質は未知数です。

 厚生労働省はVOCのうち18物質を規制していますが、建築基準法で規制されているのは2種類だけ。この事実から、化学物質をほとんど発散しない材料を使って住まいづくりをしなければならない、と私たちは考えています。

・小さいお子さんの目線で。
・意外と働かない24時間換気。
・床暖房が空気を汚す!?

 家の中で一番空気が汚れている場所。それは床上約40cmの空間です。
 ハウスダストやVOC、空気より重い物はそこに滞留します。ちょうど小さいお子さんが長く居る場所です。床暖房で床の温度を上げれば上げるほどその空間は上へ上へと伸びていきます。
 この空間の換気は普通の換気(24時間換気)では実は不十分。そういったことを知ってはじめて「健康住宅」の検討ができるのです。

体に優しい素材の紹介

漆喰(しっくい)

<外壁・内装壁・天井>

何よりも白く、そして比類のない健康素材。

洋風・和風を選ばずどんなデザインでも可能な漆喰。
接着剤を混ぜない本物の漆喰が生み出す部屋の空気は、体感してしまうと他を選べなくなってしまいます。
生活臭も軽減してくれるので料理を楽しんだりペットの居るご家庭にも最適。
光の反射率も白色のビニルクロスの70%に対して漆喰は85%。部屋を明るくするのにも適した素材です。

吸着性能 化学物質を吸着分解!

シックハウス症候群の原因といわれる揮発性有機化合物(トルエン、キシレン等)を吸着し分解します。
(無添加住宅HPより抜粋)

無垢材

<床・壁・天井・構造>

暖かく、涼しく、カッコよく。すべてを満たす建材。

無垢材とは接着などをせずそのまま切り出した木材のこと。「健康と良体感」の為には特に重要な要素となります。
体に悪い成分を出す木材もあり、正確な知識が必要です。
また三浦製材では自社の超低温乾燥で、VOCをほとんど出さない木材の開発にも成功しています。

※一般ヒノキKD材と比べ、弊社乾燥材はVOC放射速度が400分の1

米糊(米のり)

<接着剤>

先人たちの知恵は化学的にも証明。自然由来の接着剤。

米糊は木工用ボンドとほぼ同じ強度。耐久性にも優れており、自然由来なので有害な物質が揮発せず快適にお過ごしいただけます。
木も米糊もセルロースが主。「C6H10O5」という化学式。同じものなのだから接着力が高いのは納得です。先人たちはきっと長い歴史の中でその接着力に気づいたのでしょう。

e-BIO(イービオ)

<構造材・内装材>

35℃超低温乾燥材e-BIO(イービオ)

なぜ木は腐るのか。なぜ木から悪い成分が発散されるのか。細胞学と科学で検証し製品化した弊社オリジナルの無垢材e-BIO(イービオ)。

4.ストレスがたまらない

良く聞く説明
・無垢の床材はキズや汚れが大変ですよ。
・キズの付きにくい特殊加工のフロアをどうぞ!

無意識のストレスを緩和

「無垢の床は傷がつくし汚れますよ。」良く聞く説明なのですが、一体誰がそんなことを言い出したのでしょうか?

 無垢の床材は耐傷処理をした合板フローリングに比べ傷はつきやすいのですが、簡単に直すことが可能です。一方で合板フローリングは傷がつくと直すことはできず、リペアするしかありません。
 直せる、ということは直さなくてもいいということ。例えば小さいお子さんやお孫さんが傷つけても「やっちゃダメだよ」ということを諭すだけでいいのです。叱る方も叱られる方もストレスのたまらない日常生活を得られます。

超簡単!無垢フローリングのキズを直す

ちょっとひと休み

フローリングと言えば聞こえはいいのですが、合板フローリングはひと昔前では「カラーフロアー」と呼ばれていました。
最近では木材チップ(おがくずのような物)を接着剤で圧縮、成型した中質繊維板が芯材になっているフローリングや樹脂化粧シート仕上げ(印刷)となっており、もはや「木」ですらないものが「フローリング」として販売されています。
ちなみに海外では「フローリング」というのは無垢の床材を意味し、写真のようなフローリングは存在しません。

5.空気がおいしい

・小さいお子さんの目線で。
・意外と働かない24時間換気。
・床暖房が空気を汚す!?

 家の中で一番空気が汚れている場所。それは床上約40cmの空間です。
 ハウスダストやVOC、空気より重い物はそこに滞留します。ちょうど小さいお子さんが長く居る場所です。床暖房で床の温度を上げれば上げるほどその空間は上へ上へと伸びていきます。
 この空間の換気は普通の換気(24時間換気)では実は不十分。室内の空気環境を自然素材をうまく使い改善し、機械でより一層の安心を設計いたします。

床上40cmのイメージ
※子どもの呼吸量は大人の2倍です。

※東京都福祉保健局/化学物質の子供ガイドライン「室内空気編」より。

ちょっとひと休み

24時間換気。中でも注意が必要なのは熱交換型の換気扇。省エネなのですが、室内温度20℃湿度50%の時、外気温度は9℃で露点…要するに結露します。
京都の寒い日は氷点下。換気扇の中で100%結露しています。
熱交換型を使用する時、「全熱交換」と「顕熱交換」など換気扇の物理を知らずに設置すると、空気を綺麗にするはずの換気扇が結露しカビ菌をばらまくことに。

6.長持ちする住まいになる

良く聞く説明
・長期優良住宅だから長持ちな家に!
・保証がついて長く安心!

「長期優良住宅=長持ち」という認識をしている方が多く見受けられます。長期優良住宅では定期点検と補修が施主の義務であることを知る人は少ないようです。認定の申請に維持保全計画書を提出するのです。
 写真のように、外壁からコーキング(防水)を無くすことで、維持保全計画中の「外壁-目地」「開口部」の負担が無くなります。これだけでメンテナンス費用を大幅に減らすことが可能です。

 メンテナンスの必要がない住まいはありません。自然素材をうまく使い、費用負担の少ない住まいを提案いたします。

温度差のない室内

メンテナンスを減らす工夫

・ホウ酸は1700年以上前から使用されている。
・シロアリのメンテは30年間で90~120万円。
・シロアリが来ない基礎工事をしてる?

 維持保全計画の中で多頻度で行わなければならないのが「防蟻」シロアリ対策です。
 ほとんどの防蟻剤の薬効期間は5年。5年ごとに15~20万円が必要で30年間で90~120万円。
 しかも最も多く使用される防蟻剤は実は農薬(殺虫剤)。世界的にミツバチや赤トンボが激減している理由とも言われ、欧州諸国では使用を禁止している農薬が使用されています。
 三浦製材では人体への影響のないホウ素(無機物)で処理することにより、メンテナンス頻度を減らし健康にも留意しています。

 さらにシロアリ被害が発生しない基礎工法の採用など、住みだしてから維持管理費用の発生しない工夫を提案しています。

・外壁のメンテは10年で120万円。30年では?
・外壁目地を必要としない施工。
・炭化コルクという便利な自然素材。

 維持保全の管理費用を大きく占めるひとつは外壁目地。特に保証制度が充実している建築会社ほど、傷んでなくても補修工事が必要となる部位です。
 30年間で60万円~120万円とも言われ、その他の防水工事の更新を含めると10年毎に120万円が必要と説明する住宅会社もあります。
 三浦製材では、外壁に目地を必要としない工法を採用しています。これにより外壁目地の防水の維持管理費用がかかりません。

・FRP、シート防水を使用しないバルコニー。
・無機物で防水、という新概念。

 「広いバルコニーが欲しい!」憧れのバルコニーも維持保全管理費用を多く必要とする部位です。FRPやシートのデメリットは短寿命。
 マンションに長く住んだことのある方々はベランダの防水工事が定期的にあるのを良くご存知だと思います。
 三浦製材では溶融亜鉛処理をした鋼板バルコニーを使用しています。電気処理亜鉛よりもさらに長寿命。寿命そのものを10年以上とし、ステンレス防水に関しては30年保証をお付けすることも可能です。

自然素材と熟練の技

※施工後5年。某メーカー洗面台扉。

・建材や設備の寿命を知りましょう。

 建材や設備には寿命があります。使用状況、頻度、環境により「いつ」とは特定できませんが、寿命がくると交換するか大掛かりなリペアが必要です。そんなとき、自然素材の本質的な良さである「長寿命」が活きてきます。
 劣化してしまった物は新しい物と交換すればいい。本物の素材は交換せず長く使っていける。どちらも間違ってはいませんが、三浦製材では短い寿命のものよりも長い寿命のものを。また職人の技で寿命が延びるということも提案するよう心掛けています。

・鉋を使うと長持ちする「技」の提案。

大工の道具である鉋(かんな)。鉋を使うと寿命が延びる、ということを知る人は少なくなりました。
外部に木材を使用する場合、鉋掛けをすることで水に強くなるのです。「経済的に、合理的に」と手間を惜しむことで失っているものもあるのです。

875万円
メンテナンス費用

長期優良住宅

181万円
メンテナンス費用

MUKU HOUSE

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