「焼杉」の黒い板は、実は本当に杉材を焼き炭にすることで製作されています。炭は無機物。ですから「炭が腐った」という話はあまり聞いたことがないと思います。表面が炭化することで杉の木が腐りにくくなるのです。
(余談ですが、バーベキューなどに使う一般的な木炭は燃えやすい「有機物」を混ぜています)
もし、焼きの加工を行わずに杉板そのままを外壁に使用すると、雨風にさらされた木は徐々に弱っていき、腐朽菌などによって腐食が進んでいくはずなのです。
私たちの施工事例の中でも亀岡市D様邸では、弊社の提案により「焼杉」を外壁に施工させていただきました。
「焼き」の加工は専門技術が必要となるため、協力会社に委託しております。