住まいに愛着をもつことにより、さらに子々孫々と百年という単位で住まいは継承されていきます。
愛着の原点は住まい手の「暮らす」という強い意思です。さらにその意思を、造作という形と、暮らしという時間に変える技術を育んだ私たち作り手の存在も重要です。
家を買う、のではなく、子育てと同じように育てましょう。家族の、いえ例え一人であっても「行ってきます」というスタート、「ただいま」というゴールの声が家にはある。私たちは必ず家に帰ります。そうやって家族と同様に自然と住まいへ愛着を持ち暮らしていけるのです。
愛着が生まれ、快適な暮らしが続いていけば、みなさまの暮らしが京都で一番「こころゆたか くらしゆたか」なものになっていく、そう信じてやみません。