2020年11月9日 / 最終更新日 : 2021年11月15日 iwasaki_user ブログ コルクで断熱?セルロースファイバーと炭化コルクで断熱工事・向日市注文住宅 コルクの原料と加工された炭化コルク コルクの採取風景 外壁に炭化コルクを施工 セルロースファイバー セルロースファイバー施工後 みなさんこんにちは。亀岡市、京都市で注文住宅やリフォーム、リノベーション工事を手掛ける+e.wood(プラスイーウッド)です。 現在、向日市で進めております新築工事ですが、今回は断熱材のお話しです。 +e.woodでは、建物の基本的なお薦めの仕様はありますが、それで、建てなければいけないというものではありません。お打ち合わせの中で、そのお施主様に一番良いものをセレクトしてプランに組み込んでいきます。 今回は断熱と気密にこだわったお家にしたいというご要望でしたので、建物本体の壁・天井・屋根の断熱材にはセルロースファイバー(※1)を採用しました。また、外壁部分には漆喰の下地に30㎜の炭化コルク(※2)が施工されていますので、炭化コルクの外断熱+セルロースファイバーの2重断熱となっています。そのため、ZEH基準をらくらくクリアする断熱性能となりました。 ・炭化コルクを外壁漆喰の下地及び外断熱の断熱材として使用しています。 30㎜の炭化コルクは50㎜10㎏のグラスウール(※3)と同等の断熱効果があります。 ・その外壁内にセルロースファイバーを充填しています。不織布を室内の柱に留めつけて、 その中にセルロースファイバーを吹き込んでいきます。 ・炭化コルク及びセルロースファイバーは、ともに、断熱性能、防音性能、調湿性能、防虫性能、対腐食性能を有しています。 ・炭化コルク及びセルロースファイバーは、エコロジーな建材です。 +e.woodでは、人にも、建物にも、環境にも、やさしい建材をお薦めしています。 (※1)セルロースファイバーは、新聞紙の古紙を繊維状、綿状にして防燃処理を施した住宅用断熱材です。(※2)炭化コルクはコルク樫の表皮からできています。コルク樫の表皮は、一度剥ぎ取ると9年でまた再生してきますので、再度、剥ぎ取ることが可能です。木の寿命は150~200年です。(※3)グラスウールとは、一般的に住宅の断熱に用いられることが多い、ガラス繊維でできた綿状の断熱材のことです。 【お知らせです】 現在、+e.wood(プラスイーウッド)では、「2世帯リノベーション」と「マンションリノベーション」に特に力を入れています。亀岡市・京都市で施工事例多数あります!皆様のお問い合わせをお待ちしています。 【LINE公式アカウントができました! 】公式アカウントは @miura-seizaiまた、友だち追加は以下のURLから!https://lin.ee/4mJfa3TzI